ボイトレ開始

以前から自分でも考えてたし、いろんな人からボイトレ行った方がいいよ、と言われてた。
頭ではわかってたけど、時間がないとかお金がないとかいろいろ言い訳をして動かないでいたのだけれど。
先日練習で唄おうとした曲がうまく唄えず、ちょっと焦った。
原曲を聞いた感じでは特に難しそうな感じはしなかったし
楽勝で唄えるだろうと思ったの。
そうしたら思いのほか声が出なくて、これはヤバいと。
普段から感じてた違和感。
どうしてこの人の声はこんなに深みがあって私には無いんだろう。
私の声のデカさは単に力でゴリ押ししてるだけ。
そんな時ふと頭に浮かんだのが、以前一度ライブで競演させてもらったベーシストの方がバックをつとめるシンガーTOMMYさん。
TOMMYさんは２年前ベースマガジンのイベントに出てたのを見た事があって、その圧倒的な声と爆笑MC(笑)で強い印象を受けていた。
最初は外人さんだとばかり思ってた(日本語が片言の外国人、ってかんじの設定のMCでしたw)くらいの完璧な発音と声量！
その人がボイトレのレッスンをやってると知り、もう反射的に(笑)メールしていたのだった。
こういう風に頭で考えるのではなく何かに突き動かされる時は大抵重要な出会いである事が多い。
それに最近私をおおいに助けてくれるパートナーはなぜかみんな頭文字が"T"！何かあるかも！w
そんなわけで先日はじめてレッスンに行ってみたのでした。
最初だったのでTOMMYさんのお話を聞いて私の話を聞いてもらって、っていうのがメイン。
すこしだけレッスンの進め方みたいのもわかりました。
とにかくやってみないとわからないので、続けてみようと思います。
考えるに、歌のレッスンって、普通の楽器のレッスンとは全く違う。
歌ってすごく自分の精神性に直結したものだと思うから、
レッスンを受けるという事は今までの自分のやり方を全部捨てる覚悟があるかどうか、
自分自身を全否定されることも覚悟しなきゃならない。
だから長くやってきた人ほどレッスンの門をくぐるには勇気がいることだと思うんだ。
今までいろんな理由でボイトレ拒否してたけどこの部分もけっこう大きかった。すごく怖かった。みんなが"いいよ"と言ってくれるなら、とぬるま湯の中に浸かっていたかった。
でもやっぱり現実はごまかせない。
そこから飛び出すことができて良かったと今は思う！
この先自分がどう変わるか、楽しみです。
次回は来月。